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手術後の合併症

がんの手術に限らず、器官を縫合する場合においては、縫合不全といって、縫合部がうまくいかない場合があります。この場合は、絶食することによって治癒することもありますが、消化液が漏れ出したり、おなかの中で出血が見られたりすると命にかかわることになりますので、再手術を行うこともあります。

この縫合不全は、発熱や炎症反応を伴ったりすることが多く、発生率は部位によって大きく異なってきますが、何%かの低い確率といわれています。出血についても手術では注意しなければならない点の一つです。

まれではありますが、手術後の1週間から2週間後に出血を起こしてしまうこともあり、輸血が必要なケースも出てきます。また、輸血したとしても出血が続く場合には、再手術になることもあります。そして、感染症にも注意する必要があります。

特に、抗がん剤の投与を行った患者は、感染症を起こしやすくなっています。この感染症は、多くの場合、抗生物質によって治療することが出来ます。また、手術後にはエコノミー症候群と呼ばれるものも起きることがあります。これは、手術中に足の血管に対して血栓が出来て、それが心臓や肺に流れていくことによって心筋梗塞や肺梗塞などを引き起こすものになります。

一時ニュースでも話題になりましたが、こういったものも合併症で起こることがあります。十分に気をつけてあげるようにしましょう。その他、多臓器不全や、肺炎、癒着性腸閉塞などが見られることもあります。

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